サーキットブレーカー、株式分布、株主オンブズマン、株式持ち合い...

サーキットブレーカーとは?

サーキットブレーカーというのは、
前述したような株式先物取引規制措置でも
株価の変動が収まらない場合に、
一定時間取引を全面的に停止することをいいます。

 

なお、前述したような株式先物取引規制以外にも、
証券会社が顧客の注文情報に基づいて、
先回りして売買して利益を得るフロントランニングについて、
現物と先物やオプション相互の取引についても
禁止が明確化されています。

株式分布とは?

株式分布というのは、
株式を次のように見た分布状況のことをいいます。

 

つまり、株式がどのような状態に
振り分けられているのかをいいます。

■政府および地方公共団体、金融機関、証券会社、その他法人など所有者別
■所有単位数別
■地域別

株式分布を知るには?

株式分布は、東京証券取引所などが
全国上場企業を対象に実施している株式分布状況調査※
により知ることができます。

 

また、ジャスダック上場企業の株式分布については、
日本証券業協会が調べて発表しています。

 

※毎年7月に発表されます。

 

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株主オンブズマンとは?

株主オンブズマンというのは、
健全な企業社会の実現を目標に、

 

株主代表訴訟を支援するなど、
株主の立場から企業・経営者の活動を
チェックする組織のことをいいます。

 

株主オンブズマンでは、広く株主の登録を募るとともに、
問題企業を相手とした取締役会議事録の閲覧訴訟や
株主代表訴訟をアドバイスしていきます。

株主オンブズマンの設立は?

株主オンブズマンは、1996年2月に、
学者、弁護士、公認会計士のほか、一般市民も加わり、
有限会社として設立されました。

株式持ち合いの活発化から減らすまでに至る背景は?

戦後の財閥解体により、
日本の大企業の株式の過半は個人所有となりましたが、

 

その後、
独占禁止法の株式保有制限の緩和を背景として、
旧財閥系企業中心に
株式を持ち合う動きが次第に活発化しました。

 

こうした動きは、資本自由主義により、
外貨による乗っ取り懸念が高まった1960年代後半以降、
一段と強まりました。

 

その後、1970年代後半から
持ち合いによる安定株主の増加が株価形成を歪め、
株式市場の健全な発達を妨げているとの批判が強まりました。

 

また、1980年代後半のバブル相場期には、
エクイティファイナンスなどで調達した資金で
株式を持ち合う動きが盛り上がりを見せました。

 

そして、1990年代に入ると一転してバブルが崩壊、
業績不振やリストラ費用捻出のために持ち合い株を
売却する動きが強まりました。

 

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株式持ち合いとは?

株式持ち合いというのは、
金融機関や事業会社などの会社同士が
互いに株式を持ち合うことをいいます。

 

この株式持ち合いは、
企業集団内の企業同士や取引のある企業同士が、
経営や取引関係の安定化を
図る目的で行うことが多いです。

株式持ち合いの見直しの背景は?

まず、株式の持ち合いの中核ともいうべき銀行が、
自己資本比率規制や体力低下などから
企業の株を持ちきれなくなっていることがあげられます。

 

また、事業会社も資金調達の多様化や取引関係の変化、
さらには保有資産の見直しなどを背景として、
持ち合い株を減らす姿勢を変えていないことが
その理由といえます。

 

さらに、時価主義会計の導入が、
株式保有リスクを高めることもひとつの要因といえます。

 

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