ESOPと日本の従業員持ち株会、EBITDA、MMF...

ESOP(イソップ)とはどのようなものですか?

ESOP(イソップ:Employee Stock Ownership Plan)
というのは、

 

「従業員持ち株信託」とも呼び、
企業が従業員に自社株を継続的に支給する
米国の仕組みのことをいいます。

ESOPと日本の従業員持ち株会との違いは?

ESOP(イソップ)は、具体的には、
信託形式で設定され、
企業が一定の範囲内でESOPに資金を拠出して
従業員向けに自社株を買い与えます。

 

なお、米国では1万社以上が導入していて、
買収防衛を担うこともあります。

 

ESOP(イソップ)は、日本の従業員持ち株会とは異なり、
いわゆる退職給付制度の一環ですので、
原則として全員が対象になります。

イービットディーエーとはどのようなものですか?

イービットディーエー
(EBITDA:Earnings Before Interest Tax Depreciation and Amortization)
というのは、税引き前利益に支払利息、
減価償却費を加えたものをいいます。

 

このイービットディーエーは、
国ごとに違う税率や金利水準などの差を除くことができることから、
グローバル企業の実力を測る指標として有効です。

 

ちなみに、イービットディーエーは、1990年代後半から
IT(情報技術)企業の買収尺度として
投資銀行などが用いるようになったことから
注目を集めるようになりました。

 

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EBITDAのデメリットにはどのようなものがありますか?

EBITDA※では、減価償却費や金利負担が
なかったものとして評価するので、

 

IT企業の大掛かりな設備投資による利益圧迫
というマイナス面については、
この指標では捉えることができません。

 

なお、米通信大手のワールドコムが2002年に破綻し、
粉飾決算が明るみに出ましたが、
この指標の特性を活用して実力を過大に見せていたことから、
EBITDAを過大評価することへの反省機運が高まっています。

 

※イービットディーエー(EBITDA:Earnings Before Interest Tax Depreciation and Amortization)は、税引き前利益に支払利息、減価償却費を加えたものです。

MMFとは?

MMFというのは、
米国ではマネー・マーケット・ファンド※、
日本ではマネー・マネージメント・ファンド
(money management fundの略称)のことをいいます。

 

※マネー・ミューチュアル・ファンド=money market mutual fund ともいいます。

日本のMMFはどのようになっていますか?

1992年5月にスタートした
日本のマネー・マネージメント・ファンドは、
米国のマネー・マーケット・ファンドを真似て作られた
追加型公社債投資信託であり、

 

投資委託会社が運用し、
証券会社などで取り扱っています。

 

また、国内外の公社債や譲渡性預金、コマーシャルペーパー、
コールローン等を運用対象とし、毎日決算を行い、
運用実績に応じて利益の全額を分配します。

 

なお、海外で設定・運用されている米ドルやユーロ、豪ドルなど
外貨建てのMMFは、日本国内でも購入することが可能です。

 

ちなみに、MMFは預金とは異なりますので、
運用次第では元本割れもあり得ますので注意が必要です。

 

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米国のMMFについて

1971年に登場した米国のマネー・マーケット・ファンドは、
主に譲渡性預金やコマーシャルペーパーなど
短期金融商品で運用する
追加型投資信託となっています。

エージェンシー・コストとは?

エージェンシー・コストというのは、
企業経営者と投資家との間の情報の非対称性に起因する、
企業にとっての外部資金コストの上昇要因のことをいいます。

 

一般的に、投資家は企業経営者よりも
新規の投資プロジェクトに関して保有する情報量が劣ります。

 

なので、投資家は、
審査・モニタリングといった情報生産活動により、
リスクの低減を図ろうとし、資金提供時には、
そのような情報生産活動の費用をも要求することになります。

 

この追加分がエージェンシー・コストということになるのです。

 

そして、このエージェンシー・コストは、企業サイドからみると、
外部から資金調達をする際のプレミアムとして認識されます。

 

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