相場予測、英ポンド(GBP)の傾向、外国為替市場...

似たような相場予測には注意が必要@

金融市場の専門家と呼ばれる人については、
次のような点において注意が必要です。

■専門家は相場見通しがはずれたとしても、トレードで負けっぱなしとは限りません。また、相場見通しが当たったとしても、実際のトレードで大勝ちしているとも限りません。

 

■専門家といっても、いつも相場見通しが当たるとは限りません。むしろ疑ってかかったほうがよいことも多いです。

 

■専門家には相場予測や市場分析はするけれど、トレードをしたことがほとんどない、あるいは一度もない人さえいます。

似たような相場予測には注意が必要A

ちなみに、複数の専門家が
似たような相場予測をしている場合には注意が必要です。

 

これは、専門家の見通しに偏りが見られる場合には、
その直後に専門家の見通しとはまったく逆の方向へ
相場が反転するということがよくあるからです。

1年中同じ相場予想の専門家には要注意!

実際の市場では、やや円高が進んだ後に円安になったり、
その逆もしかりのように、相場というのはうねりながら動いているのがほとんどで、一方向に動くことはあまりありません。

 

具体的には、
変動相場制になってからの30数年の歴史の中で、
1年を通してずっと円高だったり円安だったりした年などは、
2〜3度あったくらいです。

 

なので、1年中同じような相場予想を言っている人にも
注意が必要です。

 

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専門家は説明をするプロである

投資の世界では、トレンドに上手く、
しかもできるだけ早く乗れるように努めることが肝心です。

 

また、「人の行く道の裏に花の山」
という投資の格言がありますが、この格言は、
人と同じことをやってはいけない、むしろ人が何と言おうと、
たとえ少数であっても、自分を信じて貫き通せば、
そこに花の山が待っているということを伝えています。

 

相場というのはまさにそのとおりで、誰に聞いても
「今は買い」などと答えるときほど
相場は危ないと考えたほうがよいです。

 

特に専門家というのは、基本的にはその時々の金融市場で
何が起こっているのかを説明するプロですから、
そのことを知っているがゆえに、
その状況がしばらく続くという見通しになりがちなのです。

 

なので、実際、「相場はそろそろ反転します」
などというコメントはあまり聞いたことがないと思います。

 

ちなみに、専門家の中には、
上昇局面でも下降局面でもピークにある時点で、
極端な相場予想をすることによって注目を浴びようとする、
あるいはメディアが喜びそうなリップサービスをする
無責任な人がいるということも知っておきたいところです。

英ポンド(GBP)のこれまでの傾向は?

2000年代に入ると、ブレア政権下で経済の好転が見られ、
また5%台の高金利を維持していたことから、
ポンドも上昇傾向を続けていました。

 

しかしながら、サブプライム・ショックによる影響は
アメリカについで大きく、2008年後半から
対円では大幅な下落となっています。

 

ちなみに、金融政策を決定する中央銀行は、
イングランド銀行(BOE)です。

 

この政策金利は、隣接するユーロ圏との関連性が深いことから、
イギリスだけでなく、
ユーロやユーロ圏経済の動向に大きく左右されます。

英ポンド(GBP)はどのような特徴のある通貨ですか?

英ポンドは、第1次世界大戦までは、
世界経済の中心であったイギリスの通貨として、
基軸通貨の地位にありました。

 

しかしながら、第2次世界大戦後は、
その地位を米ドルに譲っています。

 

なお、イギリスのユーロへの参加はあるのかについてですが、
イギリスは、EU(欧州連合)の主要国として、
当初はユーロへの参加を目指していました。

 

しかしながら、1980〜90年代の不況や、財政悪化、
投機資金によるポンド売りなどによって、
ユーロ参加を断念しています。

 

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初心者はドル円から始めたほうがいいですか?

初心者向けのFX本などを見ますと、
まずはドル円取引から始めましょう
とすすめているものがあります。

 

しかしながら、前述したようなことから、
ドル円取引から始めるにしても、

 

外国為替市場全体を見渡したうえで、
ドル円市場動向を考えなければ
見誤ってしまう可能性が高いです。

 

よって、次のような点について把握したうえで、
ドル円市場動向を考えることをおすすめします。

■米ドルとユーロのそれぞれの行方
■ユーロドル市場の動向
■欧米の経済事情

外国為替市場全体の把握にはどのような点を押さえたらよいですか?

2007年のBIS報告書によりますと、
米ドルのシェアは43.1%、ユーロは18.5%となっており、
両者を合わせますと61.6%にものぼります。

 

なので、通貨ペアでは、
ユーロドル市場動向を把握することで、
外国為替市場全体を見渡すことができます。

 

よって、外国為替市場動向全体を把握する場合には、
次の点を押さえるようにしたいです。

■米ドルとユーロのそれぞれの行方
■ユーロドル市場の動向
■欧米の経済事情

 

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