ラップ口座、ロングポジション、値ぼれ買い、リスク・リターン分類...

日本のラップ口座導入は?

日本では、1998年12月の証券取引法改正によって、
証券会社にも投資一任業務が認められ、
ラップ口座が導入しやすくなりました。

 

なお、ラップ口座には、次のようなものがあります。

■投資信託型 
⇒ 証券会社が投資家のニーズに応じて様々な投信ファンドを組み合わせて運用するタイプです。
■投資顧問型 
⇒ 証券会社が投資顧問業者を選択、斡旋し、その投資顧問業者が運用するタイプです。

ラップ口座の商品化について

ラップ口座は、1975年5月に、
米国で株式売買手数料が自由化されたのと同時に
商品化されましたが、

 

実際に伸び出したのは
1987年のブラックマンデー以降であり、
1990年代に入って残高の膨張に弾みがつきました。

ラップ口座とはどのようなものですか?

ラップ口座というのは、証券会社が提供する
一任勘定型の資産運用監理サービスのことをいいます。

 

ラップ口座という名称は、資産運用管理の手数料が、
個々の取引ではなく、資産残高に応じた、
すべてを包括(ラップ)したものになっているからです。

 

なお、現在は、大手から中堅証券会社まで
ラップ口座を取り扱っており、
資産管理型営業の大きな柱として
普及していくことが予想されています。

 

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ラップ口座のメリットは?

活発に証券取引をしても
証券会社などの収入にはなりませんので、
無用な売買がなくなり、効率的な運用が期待できます。

ロングポジションとはどのようなものですか?

ロングポジションというのは、買い持ち、
すなわち株式などを買って
保有している状態のことをいいます。

 

ちなみに、値ぼれ買いというのは、値段にほれて買うこと、
すなわち割安と判断して買うをいいます。

リターンとはどのようなものですか?

リターンというのは、収益率のことをいい、
株式市場においては、
主として投資収益率のことを指します。

 

なお、企業財務においても、
調達した資本でどの程度の収益を上げることができたか
を説明する際に、このリターンという用語を使います。

 

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リスク・リターン(RR)分類の見方は?

分類は、リスクとリターンの頭文字を取って
RRという記号を付けており、
数字が大きくなるに従ってリスクが大きくなります。

 

具体的には、RR1は、
MMF(マネー・マネージメント・ファンド)や
中期国債ファンドなどのローリスク・ローリターンのものです。

 

一方、RR5は、
デリバティブを活用して積極的にキャピタルゲインを狙う
ブル・ベアファンドなど
ハイリスク・ハイリターンのものが対象となります。

リスク・リターン分類とはどのようなものですか?

証券投資に際しては、
高い収益(リターン)を得ようと思ったら、
大きな損失を被る可能性(リスク)
を覚悟する必要があります。

 

逆にいうと、リスクをとるのが嫌であれば、
投資家は低いリターンで我慢しなければなりません。

 

投資信託というのは、できるだけリスクを低くして
高いリターン得ようとする金融商品ですが、
それでもリスクとリターンの対応関係は
厳然として存在します。

 

なので、投資家は、投信ファンドの選択に際して、
その商品のリスクとリターンの関係を
十分に把握しておかなければ、
適切な資産運用はできません。

 

そのような観点から、証券投資信託協会では、
リスク・リターンの程度を5段階に分類しているのですが、
これをリスク・リターン(RR)分類といいます。

リスク・リターン(RR)分類はなぜ5段階に分類しているのですか?

投信の運用会社(投資信託委託会社)が、
自社のファンドがどの分類に入るのかを
自主的に申告することにより、
投資家が適切な商品選択をできるようにしています。

 

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