フォーム・テンケー、ゴーイングコンサーン、効率的市場仮説、ベンチャー・キャピタル...

フォーム・テンケーとはどのようなものですか?

フォーム・テンケー(form 10-K)というのは、
米国の証券取引所に上場する企業が、
年1回米証券取引委員会(SEC)に提出する
年次報告書のことをいいます。

 

なお、このフォーム・テンケーは、
日本の有価証券報告書に相当します。

 

ちなみに、四半期ごとに提出するのは「10Q」です。

開示が必要なリスク要因は?

開示が必要なリスク要因には、次のようなことがあります。

■借入金の返済困難
■売上高が著しく減少する可能性や債務超過
■巨額な損害賠償金負担の可能性
■主要な得意先の喪失
■ブランドイメージの著しい悪化...など

ゴーイングコンサーンとはどのようなものですか?

ゴーイングコンサーンというのは、
将来にわたり企業が事業を継続するとの前提に立った
考え方をいいます。

 

また、それに対するリスクを決算書で開示する
会計ルールが2003年3月から導入されました。

 

これにより、会計士は、経営者が作成した決算書が
会計基準に沿っているかどうかをチェックするだけでなく、
経営破綻のリスクも含めて、経営の実態に
踏み込んだ判断をしなくてはならなくなりました。

 

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効率的市場仮説とはどのようなものですか?

効率的市場仮説というのは、
株価形成をめぐる理論の1つで、

 

具体的には、市場は効率的で、
株価に影響する様々な情報は、
すでに株価に織り込まれているという考え方をいいます。

 

また、個別銘柄の選択は
意味をなさないという考え方でもあります。

 

なお、この効率的市場仮説は、
いっそすべての銘柄を買ったほうが有利である
という発想に結びつき、

 

株価指数と連動するインデックス運用が
流行する根拠の1つになりました。

なぜ「仮説」といわれるのですか?

効率的市場仮説は、
過去の情報をもとにしたチャート分析や、
企業分析により将来の株価を予測する
アナリストの仕事を真っ向から否定するので、
アナリストたちとの論争が数十年も続いています。

 

こうしたことが、今も「仮説」といわれるゆえんです。

ベンチャー・ビジネスとはどのようなものですか?

ベンチャー・ビジネスについての
明確な定義というものはありませんが、

 

一般には、高度な知識や新技術を生かしながら、
創造的で冒険的な経営を展開し、
将来急成長する可能性を持った小企業のことをいいます。

 

このベンチャー・ビジネスは、
米国の研究開発・デザイン開発型の小企業を
原型としたものであり、

 

米国では、大手企業から飛び出した技術者が
会社を設立して成功を収めるケースも多いです。

 

なお、日本でも様々な分野で次々と誕生していますが、
その多くは、ジャスダックや東証マザーズなど
新興市場への株式上場を目指しています。

 

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ベンチャー・キャピタルのブームの背景は?

ベンチャー・キャピタルの設立は、
ベンチャー・ビジネスの興隆と歩調を合わせる形で、
次のようにこれまで何度かブームになってきました。

■第1次ブーム
・1970年代に、先駆的な銀行、証券系や地方財界系が誕生しました。

 

■第2次ブーム
・石油危機不況を経て1980年代にブームが起こります。このときに銀行、証券系がほぼ出そろうとともに、地銀系、政府系なども登場しました。

 

■第3次ブーム
・1990年代前半、店頭株市場の急拡大を背景にしたもので、保険会社系、事業会社系、独立系、地方自治系など視野が広がりました。

 

■第4次ブーム
・1999年から2000年にかけての情報技術(IT)とともに到来しました。
・新興企業向け市場の相次ぐ開設とも重なり、IT系ベンチャー企業を中心とする株式公開ラッシュもベンチャー企業の投資熱に拍車をかけました。

ベンチャー・キャピタルとはどのようなものですか?

ベンチャー・キャピタルというのは、
将来性はあるものの、まだ経営基盤が弱く、
普通の金融機関ではリスクが大きくて融資しにくい
ベンチャー・ビジネスに対して、

 

株式取得などを通じて投資する企業、
あるいはこうした企業の資本そのものをいいます。

 

なお、ベンチャー・キャピタルの設立は、
ベンチャー・ビジネスの興隆と歩調を合わせる形で、
これまで何度かブームになっています。

ベンチャー・キャピタルの収益源は?

ベンチャー・キャピタルは、一般的には、
投資先の企業が株式を公開することで得られる
キャピタルゲインにより収益を上げます。

 

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