基準日、新規上場の基準、最終利回り、公開前規制、最高料率...

基準日とはどのようなものですか?

基準日というのは、
議決権や株式分割に伴う新株引き受けなど、

 

株主としての権利を行使する際に、
誰がその時点での株主であるかを確定するために、
上場企業が定める日のことをいいます。

会社法上の基準日は?

会社法においては、
一定時点の株主に権利行使を認めるために
基準日を設けることを認めています。

 

また、この基準日は、権利行使の日の前
3か月以内としなければならないとされています。

基準値段とはどのようなものですか?

株式には、
それぞれ1日のうちに変動する値段の幅が決められており、
これを制限値幅というのですが、
この制限値幅の基準となるのが基準値段です。

 

通常ですと、その日の終値が
翌日の基準値段となるのですが、
取引終了時に特別気配値段が表示されていた場合は、
その気配値段が翌日の基準値段となります。

 

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新規上場の基準となる株価について

なお、上場企業の持株会社化や
上場企業同士の合併で、
以前の上場企業がいったん上場廃止になり、

 

新たな持株会社や合併会社が
新規上場する場合がありますが、
その取引初日の基準となる株価も基準値段といいます。

最終利回りとはどのようなものですか?

最終利回りというのは、
債券を償還まで保有したときに得られる
投資果実の投資金額に対する
年平均利回りのことをいいます。

 

利付き債を額面を下回る値段で購入したときは、
利子だけでなく、償還差益※を期待できますので、
最終利回りは、利子が投資金額の何パーセントに当たるのか
をみた直接利回りより高くなります。

 

※償還額、通常は額面から投資金額を差し引いたもののことです。

最終利回りの計算方法は?

最終利回りは、
償還差益を残存年数で割った値を利子に加え、
それを投資金額で除して計算します。

 

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公開前規制とはどのようなものですか?

公開前規制というのは、
企業が株式を公開する前の一定期間における
第三者割当増資などの規制措置のことです。

 

この規制は、1988年に発生した
リクルートコスモス株の譲渡事件
をきっかけに導入されたものです。

公開前規制の内容はどのようなものですか?

店頭公開の直前決算期末の前6か月間
(取引所上場の場合は1年間)については、
第三者割当増資を禁止、

 

それ以前の1年半(同1年)については、
割当先や発行価格の決定方法を規制していました。

 

そのほか、公開の直前決算期末の前2年の間に
第三者割当増資の割当を受けた投資家は、
公開後1年間は
その株式を売却しなければならないとしていました。

 

しかしながら、このような措置が、
公開を計画している企業の
資金調達の足かせになっている面も強いことから、
1999年7月には緩和されています。

 

具体的には、
公開前の第三者割当増資の規制については、
禁止期間が公開直前の決算期末からだけに短縮され、
それ以外の規制は撤廃されました。

 

また、第三者割当増資で引き受けた株の転売規制も、
対象を直前決算期末の1年前を過ぎてから
増資を受けた投資家に限り、
転売禁止期間も公開後6か月にされました。

公開前規制の狙いは?

一部の投資家が公開前に有利な価格で株を取得、
公開直後に売り抜けて
不当な利益を得るのを防ぐのが狙いです。

最高料率とはどのようなものですか?

最高料率というのは、
逆日歩が生じたときの品貸し料の上限のことをいいます。

 

投資家の信用売りが証券会社の手持ち株券を上回ると、
証券会社は不足した株を証券金融会社から調達します。

 

そして、証券金融会社でも株券が足りない場合には、
証券金融会社は金融機関から株を借ります。

 

この状態のことを「逆日歩」というのですが、
品薄の場合には、この最高料率が上昇します。

 

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