自主運用/金融の基本的機能/自己現先/シ団引き受けとは?

金融の基本的機能とは?

経済を大きく部門別に分けると、
一般に企業部門は資金不足の、
また家計部門は
資金余剰の状態にある場合が多いです。

 

金融の基本的機能は、資金余剰主体から
資金不足主体への資金の融通を円滑にすることにあります。

自主運用とは?

財政投融資の原資である
厚生年金や国民年金等の資金というのは、
資金運用部に預託され
集中的に管理・運用されるのが原則です。

 

ただし、その一部は、
年金福祉事業団などの各財投機関において、
それぞれの判断で
自主的に運用することが認められています。

 

これを財投機関の自主運用といいます。

 

ちなみに、財投資金としての安全性を確保するため、
運用対象は、次のものに限定されています。

■国債や地方債等の公社債や金融債
■金融機関への預金
■金銭信託等

 

しかしながら、金銭信託(指定単独金銭信託)を通じて
実質的には株式等に運用されている部分も大きく、
一部でその含み損が問題となっています。

 

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自己現先とは?

自己現先というのは、証券会社が資金調達のために
手持ちの債券を買戻条件付きで売却する
現先取引のことをいいます。

 

証券会社は、
そのディーラー機能を円滑に行う必要があり、
証券会社は、常に自己勘定で
かなりの債券在庫を抱えています。

 

よって、その在庫資金を手当てするための
資金調達手段のひとつとして自己現先があるのです。

シ団引き受けとは?

シ団引き受けというのは、
あらかじめ引受シンジケート団を組織し、
発行者と引受シ団との間で発行条件を決定したうえで、
引き受け、募集を実施する
公社債の公募方式のことをいいます。

 

この国債の場合のシ団引き受けは、
次のもので組織されます。

■都銀 ■長信銀 ■地銀
■信託 ■外銀 ■第二地銀
■信金 ■農中 ■商中
■生保 ■損保 ■証券(外国証券を含む)

 

なお、代表は、全銀協会長行です。

 

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