直先総合持高規制/先物持高/外貨持高/外国為替持高/資本輸出国とは?

直先総合持高規制の撤廃とは?

直先総合持高規制は、
「外国為替及び外国貿易管理法」(外為法)
に基づく規制でしたが、

 

1997年6月の同法改正によって、
常時持高規制は撤廃されました。

直先総合持高とは?

直先総合持高といのは、
直・先両持高の合計額のことであり、
一般に各為銀が為替リスクにさらされている
金額を示すものとされています。

 

また、直先総合持高規制というのは、
毎営業日終了時における直先総合持高を

 

銀行毎に定められている額を超えて
買い持ち(資産>負債)、あるいは売り持ち(資産<負債)
にしてはならないというものです。

 

なお、このような直先総合持高規制が行われる理由は、
各為銀の経営規模(自己資本、外為取扱高等)
に応じた一定範囲内におさめることにより、
金融機関経営の健全性を維持しようとするためです。

先物持高とは?

先物持高というのは、
先物外貨資産
(顧客・他の為銀に対する先物外国為替の買い予約残高)と
先物外貨負債(同様に売り予約残高)
との差額になります。

 

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外貨持高とは?

外貨持高というのは、直物と先物に区別され、
直物持高は直物外貨資産(外貨預け金、外貨貸付金等)と
直物外貨負債(外貨預り金、外貨借入金等)
との差額になります。

外国為替持高とは?

為銀は、日々の取引を通じて
外貨建て資産と負債を持つことになりますが、
この資産と負債の差額のことを外国為替持高といいます。

資本輸出国とは?

資本輸出国というのは、外国からの資本流入より
外国への流出が多い国のことをいいます。

 

一般的には、発展途上国は
国内資本が不足している一方、
所得水準が低く国内貯蓄が十分には存在しないため、
先進国などからの資本流入が多くなります。

 

これに対して、経済発展が進み、
次第に国内資本が増加し、
所得水準も高まってくるようになると、
海外への流出部分が増加することになります。

 

よって、資本輸出国であるかどうかということが、
その国の経済発展の成熟ぶりを測る
ものさしの1つとされることもあります。

 

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