資金運用部/三局合意/債務保証とは?

資金運用部とは?@

資金運用部というのは、
郵便貯金や各特別会計の積立金、
余裕金などの預託を受け、これらを原資として、

 

政府関係機関や公団等への投融資、
あるいは国債引き受けなどを行う
一種の国営金融機関のことをいいます。

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資金運用部は、1951年に
資金運用部資金法により
戦前の大蔵省預金部が改組されたものです。

 

そして、この資金運用部は、
行政組織上独立した存在ではなく、
当時の大蔵省理財局がその実務を担当していました。

三局合意とは?

三局合意というのは、
厳密には「三局指導」というのですが、
日本の銀行系の海外証券引受専業子会社の
活動規制を目的とする大蔵省の行政指導のことです。

 

大蔵省の銀行・国際金融・証券3局の合意による
行政指導なので、このような名称で呼ばれています。

 

具体的には、同子会社が、
日本の証券会社系の現地法人との間で
日本居住者発行の外債引き受けをめぐり
競合する場合には、
証券系子会社の優位を認めるという内容です。

 

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三局合意の撤廃とは?

証券側は、銀行が企業等との力関係を利用して
証券業を圧迫するとして
「合意」の存在を強く要望していました。

 

一方で、銀行側は、国内での銀行・証券の分離規制を
海外にまで及ぼすのは、過剰行政として
撤廃を主張していました。

 

そして、その後、
国内発行市場の自由化・活性化等の議論が高まる中で、
1993年4月に5年間の激変緩和措置を残して、
三局合意は撤廃されました。

債務保証とは?

債務保証というのは、支払承諾のことをいいます。

 

金融機関等が取引先に対して、
現在と将来の債務についてその支払いをすることで、
対価として保証料を徴求します。

 

これにより、取引先は、この保証を利用することによって、
他から信用供与を受けることができます。

債務保証と一般の貸付との違いは?

金融機関等は、自己資金を利用せずに
結果的に信用を供与できるので便利ではありますが、
リスク負担の面では、一般の貸付とほとんど同じです。

 

なので、現行のBIS自己資本比率規制上では、
オフ・バランス取引の「一般的な債務の保証」に相当し、
掛目100%でリスク・アセットに算入することになっています。

 

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