決済リスク/決済システム/固有業務とは?

決済リスクの顕在化とは?@

決済リスクというのは、
取引約定後決済までの間に、
相手方当事者の財務状況の悪化、コンピュータ障害等、

 

何らかの理由によって、
決済が予定通りに履行されないリスクのことをいいます。

決済リスクの顕在化とは?A

一参加者の決済不履行による決済リスクの顕在化というのは、
決済の過程で生じる与信・受信関係、
すなわち未決済残高の存在を通じて

 

決済システムの他の参加者に次々に波及し、
決済システム全体が
機能麻痺に陥るおそれ※を内包しています。

 

よって、決済方法の見直し等による決済リスクの削減が
重要な課題になっています。

日本の決済システムとは?

売買というのは、
目的物の引渡しと代金の支払いをもって完了しますが、
多くの経済活動は、最終的には
このように資金の決済が必要になります。

 

この決済を行うための仕組みのことを
決済システムといいます。

 

日本では、日本銀行と各種の民間預金取扱金融機関、
証券会社等が中心になり、決済システムを形成しています。

 

決済システムは、経済全体のインフラストラクチャーなので、
これが円滑な機能を果たせなくなると、
経済全体に大きな影響が及ぶことになります。

 

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最近の決済システムの傾向とは?

最近の決済システムの特徴としては、
以下のようなことがあげられます。

■次のようなことを背景に、各種決済システムを通じた決済金額が急増しています。
・経済活動の発展・国際的広がりや金融の自由化・国際化
・コンピュータや通信技術の発達による通信コストの低下

 

■決済システムの国際化やエレクトロニクス化が急速に進んでいます。

 

このような変容に伴い、
主要国では、中央銀行、民間金融機関等の間での
効率的かつ安全な決済システムの構築が
ますます重要になってきているため、

 

決済リスク削減のための決済方法の見直し等
各種改善措置がとられています。

固有業務とは?

銀行法の規定によると、
銀行が行うことができる業務は次の4つです。

■固有業務
■付随業務
■一部の証券業務
■他の法律に定める業務

 

このうち、固有業務というのは、
銀行の本質的な業務である、次の三大業務のことをいいます。

■預金業務(定期積金含む)
■貸出業務
■為替取引業務

 

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