グロス決済とネット決済/コスト効果/預り金とは?

グロス決済とは?@

一般的に決済といった場合は、
資金や証券等の受け渡しを行うことにより、
貸借関係を終わらせることをいいます。

 

このうち債権・債務が発生した都度
1件ずつ決済していくことを特にグロス決済といいます。

グロス決済とは?A

なお、即時グロス決済というのは、
各金融機関が日銀に
当座預金口座からの支払いを依頼した際に、
1件ごとにその都度決済することをいいます。

日本の資金決済はネット決済とはどういうこと?

グロス決済に対して、ネット決済というのは、
債権・債務をネットアウトしたうえで
差額のみを決済することをいいます。

 

日本の資金決済は、
最終的には各金融機関が日銀に設けた
当座預金口座への入金や引き落としによって
完了することとなります。

 

よって、現在、
このような日銀当座預金における資金決済は、
ネット決済※で行われています。

 

なお、日本銀行の当座預金決済については、
即時グロス決済への移行が検討されています。

 

※1日のうち一定時点に決済されているので、「時点決済」といわれています。

 

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コスト効果とは?

コスト効果というのは、公定歩合操作等、
金融政策の変更による金利水準の変化が、
資金運用や調達コストの変化を通じて、

 

民間金融機関の貸出行動や
企業・家計の投資・支出行動に、
直接的に影響を及ぼす効果のことをいいます。

 

ちなみに、公定歩合操作は、コスト効果とともに、
アナウンスメント効果をもっています。

 

なお、近年、金融自由化が進んでいることにより、
公定歩合変更等、金融政策による金利変化は、
すぐに各種金利に波及するようになってきています。

預り金とは?

金融業や貸金業の分野でいう預り金というのは、
出資法によると次のように定義されています。

「不特定多数者からの金銭受入れのことで、預金または定期預金の受入れ、および借入金その他何らかの名義をもってするを問わず、これと同様の経済的性質を有するもの」

 

また、出資法では、
法律によって認可を受けた者以外の者が
この「預り金」の行為を業として行うことを
厳しく禁止しています。

 

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