円の国際化/サムライ・ボンド/円建て貿易手形とは?

サムライ・ボンドとは?

円建て外債には、公募債と私募債がありますが、
特に公募債のことをサムライ・ボンドと呼んでいます。

円の国際化とは?

円の国際化というのは、次のような状態をいいます。

■取引面 
⇒ 国際間の貿易・資本取引における円の使用頻度が高まること

 

■公的・民間の資産保有面 
⇒ 海外の公的機関や民間企業等による円建て資産の保有度合が高まること

 

ちなみに、円の国際化の現状としては、
取引面や公的・民間の資産保有面のどちらについても、
米ドル等と比較しても低い水準にあります。

 

なお、今後、円の国際化が進展していくためには、
海外非居住者による円建て取引、
円建て資産保有のインセンティブを高めること重要です。

 

なので、次のようなことが指摘されています。

■日本の国内金融・資本市場を国際化・自由化の方向で一層整備・拡充する
■短期国債市場等、流動性や信用性に優れた円資産運用市場の拡充
■海外市場と比べて円運用に不利な税制の変更...など

 

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円建て貿易手形とは?

円建て貿易手形というのは、
貿易取引に関連して振り出された
日本通貨表示の為替手形のことをいいます。

円建てBA市場の創設とは?

日本の貿易取引は、
輸出は円建てがおよそ4割を占めているものの、
輸入については米ドル建てが主流になっています。

 

よって、円建て貿易の促進を図るため、1985年6月に、
円建て貿易金融を円滑に行う場である
円建てBA(銀行引受手形)市場が創設されました。

円建てBAの対象手形とは?

円建て貿易手形のうち、
日本または外国の輸出者が信用状に基づいて、
邦銀を支払人として振り出した
円建て期限付為替手形は、
円建てBAの対象手形になります。

 

ただし、手形要件上の事務の繁雑さなどから、
現在ではほとんど取引は行われていません。

 

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