抵当証券/滌除/短期賃貸借とは?

抵当証券業者の登録制度

1987年12月に、
「抵当証券業の規制等に関する法律」
が公布され、
抵当証券業者の登録制度が義務づけられました。

抵当証券とは?

抵当証券というのは、1931年の抵当証券法に基づいて、
抵当権と被担保物権の両者を一体化した
一種の有価証券のことをいいます。

 

具体的には、長期資金※の調達を希望する
個人事業主や中小企業に対して、
抵当証券会社が必要資金を融資し、

 

その資金(融資額)と同額の抵当証券を
国(登記所)から発行してもらいます。

 

抵当証券会社は、この抵当証券を
少額単位のモーゲージ証書にして、
一般消費者に販売する仕組みになっています。

 

※一般に10年以上です。

 

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滌除(てきじょ)とは?

滌除というのは、
抵当不動産の第三取得者の地位を保護し、
抵当不動産の取引を
円滑にしようとする制度のことをいいます。

 

具体的には、抵当不動産の
所有権・地上権・永小作権を得た第三者が、
抵当権者に一定の金額を提供して
抵当権を消滅させることです。

短期賃貸借とは?

短期賃貸借というのは、民法602条に定める賃貸借で、
次のようなものをいいます。

■植林用の山林では10年
■その他の土地では5年
■建物では3年
■動産では6か月以内

 

上記の短期賃貸借は、
抵当権の設定登記後に登記されたものでも
抵当権に対抗することができることから、

 

先順位抵当権の妨害の手段とされるなど
種々の問題が生じています。

 

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