証書貸付と手形貸付の違い/手形の満期/手形交換高とは?

日本の手形貸付の特徴は?

日本の手形貸付というのは、
伝統的に「利息先払い」の形式がとられています。

 

なので、貸し手が受け取る実質金利は、
表面上の約定金利よりも
かなり高くなるケースが多いです。

手形貸付とは?

手形貸付というのは、借り手(振出人)に、
銀行(貸出人)を受取人とする約束手形を振り出させて、
金銭を貸し付ける方法のことをいいます。

 

このような手形は、通常、裏書人がないので、
単名手形と呼ばれます。

証書貸付と手形貸付の違いは?

証書貸付の場合は、債務不履行の際、
催告や債務名義の取得などの手続きが必要になります。

 

しかしながら、手形貸付の場合は、こうした手続きの前に、
手形交換所における「不渡り」
それに伴う「取引停止処分」などの制裁手段があるので、

 

債務者(手形振出人)の返済に対する姿勢が
真剣になるという真理的な効果があります。

 

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手形の満期と呈示

満期日を含めて3日以内(呈示期間)に
その手形を銀行に呈示すると、手形に記載された金額が、
振出人の当座勘定から支払われます。

手形の満期とは?

手形の満期については、手形法33条と77条で、
次の4種類とされています。

■一覧払い 
⇒ 持参した時点での即時払いです。
■一覧後定期払い 
⇒ 持参後の一定期日の支払いです。
■日附後定期払い 
⇒ 満期の日付後の一定期日の支払い
■確定日払い 
⇒ 約定期日の支払い

 

ちなみに、上記以外の満期や分割払いの手形は
無効とされています。

手形交換高とは?

手形交換高というのは、
手形交換所における手形交換高(金額・枚数)
のことをいいます。

 

なお、手形交換高は、景気指標の1つとされています。

手形金の請求権の時効は?

手形の振出人に対する手形金の請求権の時効は、
満期日から3年となっています。

 

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